もうすぐ80周年
株式会社 関水社

Q & A

ポンプの異常状態の原因と対策

起動しない
原因
対策
電動機が故障してる。
電動機を修理する。
ポンプが焼き付いている。
焼きついた部分を調べる。
電気が通じていない。
電気系統を調べる。
起動するが、水が出ない。
原因
対策
呼び水されていないか、あるいは不十分である。
再度、呼水をする。
バルブが開いていない。
バルブを開ける。
空気を吸っている。
吸込系統を調べる。
吸込管、ストレーナーが詰まっている。
掃除する。
液位が低い。
液位を調べる。
インペラーが詰まっている。
掃除する。
起動するが、規定水量、揚程が出ない。
原因
対策
回転方向が逆になっている。
電動機の結線をかえる。
空気を吸っている。
吸込系統を調べる。
回転速度が低下している。
電気系統を調べる。
吸込管、ストレーナーが詰まっている。
掃除する。
インペラーが詰まっている。
掃除する。
ケーシングウェアリングやインペラーライナーが摩耗している。
新しいものと交換する。
キャビテーションを起こしている。
吸込側総揚程を軽減し、定格仕様点で運転する
インペラーが摩耗している。
新しいものと交換する。
初め水が出るがすぐ出なくなる。
原因
対策
呼水が十分でない。
再度、呼水をする
吸込管の途中に空気たまりがある。
配管を直す。
空気を吸っている。
吸込系統を調べる。
電動機の過負荷が生じる。
原因
対策
電動機、およびポンプの内部に異常な当たりがある。
当たりを取る。
直結心出し不良。
心出しをする。
軸が曲がっている。
新しいものと交換する。
ポンプのケーシングがゆがんでいる。
補機台や配管状態を修正する。
吐出量が多すぎる。
吐出側バルブを絞る。
軸受の不良。
新しいものと交換する。
軸受が加熱する。
原因
対策
潤滑油が不足している。
潤滑油を補給する。
潤滑油が多すぎる。
潤滑油を正規油面にする。
潤滑油の不適不良。
正規のものと交換する。
結合不良。(直結心出し不良)
心出しをする。
軸受の不良。
新しいものと交換する。
軸が曲がっている。
新しいものと交換する。
スラストが増加している。
偏摩耗していないか調べる。
異物浸入によるインペラーのバランス不良。
分解点検の上、異物を取り除く。
軸受の組立不良。
再調整する。
ポンプが振動する。
原因
対策
異物浸入によるインペラーのバランス不良。
分解点検の上、異物を取り除く。
直結心出し不良。
心出しをする。
軸が曲がっている。
新しいものと交換する。
据付不良
据付状態を直す。
基礎軟弱。
補強する。
配管からほかの振動が伝わる。
配管サポートの補強をする。
キャビテーションが発生している。
吐出側バルブを絞る。
軸受が摩耗している。
軸受を交換する。
摺動部分がある。
点検、修理する。
空気が混入している。
空気抜きを十分に行う。