ポンプの異常状態の原因と対策
- 起動しない
-
- 原因
- 対策
- 電動機が故障してる。
- 電動機を修理する。
- ポンプが焼き付いている。
- 焼きついた部分を調べる。
- 電気が通じていない。
- 電気系統を調べる。
- 起動するが、水が出ない。
-
- 原因
- 対策
- 呼び水されていないか、あるいは不十分である。
- 再度、呼水をする。
- バルブが開いていない。
- バルブを開ける。
- 空気を吸っている。
- 吸込系統を調べる。
- 吸込管、ストレーナーが詰まっている。
- 掃除する。
- 液位が低い。
- 液位を調べる。
- インペラーが詰まっている。
- 掃除する。
- 起動するが、規定水量、揚程が出ない。
-
- 原因
- 対策
- 回転方向が逆になっている。
- 電動機の結線をかえる。
- 空気を吸っている。
- 吸込系統を調べる。
- 回転速度が低下している。
- 電気系統を調べる。
- 吸込管、ストレーナーが詰まっている。
- 掃除する。
- インペラーが詰まっている。
- 掃除する。
- ケーシングウェアリングやインペラーライナーが摩耗している。
- 新しいものと交換する。
- キャビテーションを起こしている。
- 吸込側総揚程を軽減し、定格仕様点で運転する
- インペラーが摩耗している。
- 新しいものと交換する。
- 初め水が出るがすぐ出なくなる。
-
- 原因
- 対策
- 呼水が十分でない。
- 再度、呼水をする
- 吸込管の途中に空気たまりがある。
- 配管を直す。
- 空気を吸っている。
- 吸込系統を調べる。
- 電動機の過負荷が生じる。
-
- 原因
- 対策
- 電動機、およびポンプの内部に異常な当たりがある。
- 当たりを取る。
- 直結心出し不良。
- 心出しをする。
- 軸が曲がっている。
- 新しいものと交換する。
- ポンプのケーシングがゆがんでいる。
- 補機台や配管状態を修正する。
- 吐出量が多すぎる。
- 吐出側バルブを絞る。
- 軸受の不良。
- 新しいものと交換する。
- 軸受が加熱する。
-
- 原因
- 対策
- 潤滑油が不足している。
- 潤滑油を補給する。
- 潤滑油が多すぎる。
- 潤滑油を正規油面にする。
- 潤滑油の不適不良。
- 正規のものと交換する。
- 結合不良。(直結心出し不良)
- 心出しをする。
- 軸受の不良。
- 新しいものと交換する。
- 軸が曲がっている。
- 新しいものと交換する。
- スラストが増加している。
- 偏摩耗していないか調べる。
- 異物浸入によるインペラーのバランス不良。
- 分解点検の上、異物を取り除く。
- 軸受の組立不良。
- 再調整する。
- ポンプが振動する。
-
- 原因
- 対策
- 異物浸入によるインペラーのバランス不良。
- 分解点検の上、異物を取り除く。
- 直結心出し不良。
- 心出しをする。
- 軸が曲がっている。
- 新しいものと交換する。
- 据付不良
- 据付状態を直す。
- 基礎軟弱。
- 補強する。
- 配管からほかの振動が伝わる。
- 配管サポートの補強をする。
- キャビテーションが発生している。
- 吐出側バルブを絞る。
- 軸受が摩耗している。
- 軸受を交換する。
- 摺動部分がある。
- 点検、修理する。
- 空気が混入している。
- 空気抜きを十分に行う。